プロフィール
こばP
小林 伸泰
【略歴】
1998年:個人事業でネットショップ立ち上げ。
2000年:アフィリエイトASP「電脳卸」の立ち上げ。
2001年:有限会社ウェブシャーク 取締役就任。
2002年:株式会社ウェブシャーク 取締役就任。
2004年:同社取締役退任。
2004年:有限会社クリーム設立。取締役社長に就任。
2007年:株式会社もぐら設立。代表取締役に就任。
2011年:ネミンズ(nameans.com)顧問。シェアゼロ(share0.net)オブザーバー。
2012年:タクシー配車アプリ「タクシル」を有限会社クリームでスタート。
2013年:タクシル事業を株式会社セカイエとの合弁会社、株式会社ロジックリンに事業譲渡。株式会社ロジックリン取締役に就任。
2013年:シェアゼロ株式会社取締役に就任。
2013年10月:株式会社クロスローズ設立。代表取締役副社長に就任。
2014年6月:宝塚市にMurano Cafeを株式会社クロスローズでスタート。

【事業内容】
・有限会社クリーム
ネットショップHI!SOFTの運営。
ダウンロードショッピングモールASP「XCREAM」の運営。
・株式会社もぐら
超簡単なオンライン名刺管理「メイシー」の運営
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2007年12月18日

ウェブ時代をゆく。

ウェブ時代をゆくを読んだ。出張中に一気に読んだのだが1998年から9年間、梅田さんのいう「けものみち」を歩いて、現在も歩いている途中の僕には漠然と自分が感覚的に思って選択してきたことがわかりやすい文章によって表現されていることが何箇所もあってかなり感動した。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
出版社/メーカー:筑摩書房
価格:¥ 777
ISBN/ASIN:4480063870
Rating:★★★★
1995年に大学を卒業し、業界で10番目前後という中途半端なメーカーに就職し、そのメーカーに入って2年目には感じてしまった「このままこの会社にいるのは楽すぎる」「新たに自分のレベルを自分で選択して上げられない」という自分がその会社での時間を無駄に消費することで相対的な自分の人間としての価値が、多分全く将来あがらないであろうことが容易に想像できてしまった時から、いわゆる「けものみち」へ自分を置かなければいけないという焦燥にかられた。

でも踏み出すのは勇気がいった。

自分の友達や周りの人が、その年代でそれをしていないから。という単純な理由だけで怖かったのを覚えている。人と違う。ということはそれだけで何て怖いことなんだろーと思った。でも自分で言い聞かせた。

20代で出来る失敗は額が知れてるし、取り返せる。バイトして生計を立てていたって同期で就職した奴と3倍ぐらいしか収入は変わらない。(実際に俺、会社やめてオンラインショップやりながら1年ぐらいは夜バイトしてたしw)それはガマンできる。本当にガマンできないのは50代になって自分の子供に満足な教育も受けさせてやれず、変化する勇気もなく何であの時「けものみち」に踏み出せなかったのかと憤りながら生きなければならないことの方が怖いだろ?と。

その時にたまたま「インターネット」という歴史的な革命に出会いたまたま自分の「好きな」ものをオンラインショップを作り販売するというスモールビジネスを思いつき、そのとき貯めていた80万でも、とりあえずスタートできると思ったから「けものみち」に踏み出した。

ただ「けものみち」を歩きはじめるということはやはり簡単ではないと思う。

自身でも経験したが、3年半ほどの社会経験しかなく、有名大学を出たわけでもなく、入っていた会社は業界でも10番手ほどで有名でもなく、しかも3年半の間に付き合いのあった社長や決裁担当者を次のビジネスでの顧客ターゲットとして全くしていない分野に行ってしまうと、ほとんど扱いは「くず」同様である。まず「お前何者?」からスタートであるw

自分がそうなったことがないのでわからないが、やはり有名大学を卒業や大企業出身者であればあるほどスタートでは「お前何者?」というふうに思われることは確実に減るし特にファイナンスを伴うベンチャーを興そうとするのであれば有名大学→大企業→大企業の時の人脈でファイナンスは必須だと思う。

ただだからといってそれは2年から3年ほど頑張ればほぼ差はなくなるし逆にそのような権威は「けものみち」を歩んで大成するには邪魔になるかもしれないと最近は思っている。

歴史を見ると大成をする人や会社というものは一番恵まれた場所にいたわけではない。逆に恵まれた場所に特にスタートアップや小さい頃、若い頃にいた人や会社は苦労をする必要がないため、ウシオ電機の牛尾さんがよく言う「無名有実」の時期が短い。大成する人や会社っていうのは「無名有実」の時期が長い。そういう部分で、梅田さんの言う「見晴らしのいい場所」にいることは大事だと思うけど、「有名無実」な状態で、ちやほやされている場所には長くいない方がいいと思う。

そしてこの本で梅田さんが定義された「働き者の時代」というのは、まさしくそうなっているし、さらにそれはどんどん加速すると思う。

本当に「ごまかし」がきかない時代になっていると思うし「ごまかそう」とする行為そのものがどんどん「見えて」しまう時代になっている。逆に「見えて」しまう時代だから、今まで「見えて」くるまでに時間がかかった地方で隠れて頑張っている人も「見えて」しまう。頑張ってれば誰かが見てるよ。という言葉は今の時代は特にあてはまる。

働き者の時代での重要なことは「常に働きものでいること」であると思う。そしてそれを楽しくできるやつが活躍する時代だと思う。

常に働き者でいなければいけないというのが「わー大変だぁ」と思う人だって徹夜でゲームすることは大変だと思わなかったり、徹夜で本読んだりすることが大変だと思わなかったり、毎日ナンパすることを大変だと思わなかったりする人でしょ?(笑)

その領域が常に働き者だと人から思われる領域だと思うなぁ

本を読んで思ったのは、なんというか僕みたいな雑草が言えることは、こんな生き方を出来るのは優秀で賢い梅田さんのような人達だけだとは思わないで欲しいなぁということ。

実際古い大人はそういうことを言う。

僕だって、先輩経営者から「ネット業界は優秀な奴がガンガン行ってるから
もっとリアルで泥臭いベタなことやった方がいい」とかいわれたことが何度もある。

たぶん、独立心旺盛な若者が親や上司に梅田さんの本を大人に見せて、「この人がこんな風にいってる」と納得させようとしたって、「梅田さんは特別」「あんたはそんなに優秀じゃない」とか言う大人は多い。間違いない。

でもはっきりいって大人の普遍的な話じゃないところを聞いて参考になる話は全くない。ただ普遍的な話は聞いた方がいい。歴史は証明してるから。

あとは自分が常に働き者でいられるニッチな場所で頑張ってそこが凄い成長市場になれば最高だけど、それは運に頼る部分も大きいからまぁなったらなったでスゲーけど、ならなくても知ってる奴はスゲーと思ってくれる。(特に飲みの席では(笑))

それだけで人生豊かだよなぁと思う人は「けものみち」を選択しない理由は
ないし、そういう道を選んできた人と俺は一緒に仕事をしたいよね。やっぱり。

なんか支離滅裂な感じだけどまぁとにかく読んで元気になる素晴らしい本でした。お、なんか久しぶりにちゃんとした書評っぽいエントリ書いたぞ、この年末の忙しい時期にw
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この記事へのコメント

>betti氏

やっぱそういうもんなんすかねー。
ってトルコリラってどこの通貨すか?w
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COMMENT:
AUTHOR: betti
EMAIL:
IP: 211.125.214.252
URL:
DATE: 12/24/2007 03:51:16 PM
大企業出身ほど失敗する
なぜなら、自分のことを客観的に「くず」と見れないからw

アイスランドクローネより、トルコリラのほうがわくわくできるんじゃ?
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COMMENT:
AUTHOR: こばP
EMAIL:
IP: 221.255.14.3
URL:
DATE: 12/21/2007 11:47:18 AM
>threepine氏

だっははwやっぱクローネですよねーw
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COMMENT:
AUTHOR: threepine
EMAIL:
IP: 219.106.134.35
URL:
DATE: 12/21/2007 08:59:13 AM
ええ話やな。大人は普遍的な話を知るには人生短すぎる。まさに愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ。それと大企業出身でもやめりゃ「くず」は変わらんと思うなあ。
ITにかしこいやつが多いのも誤解やんな。金融もしかり。
だからアイスランドクローネやろうって(笑)。
Posted by こばP at 2007年12月25日 17:35
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